ソラナとは　誕生から分かりやすく解説

ソラナという仮想通貨を聞いたことがありますでしょうか。

今回、ソラナについて分かりやすく解説していきます(^^♪

ソラナの誕生

ソラナは2017年にアナトリー・ヤコヴェンコ氏という方がソラナのホワイトペーパー(計画資料)を公開し、2020年にローンチ(発行)されました。

2020年当時はイーサリアムが市場を独占しており、様々なブロックチェーンがイーサリアムの開発環境に互換性を持たせるネットワークを構築していく中、ソラナは異質なものと言われています。

2022年には仮想通貨ブルーマーケット(市場が上昇している)の中、一時250ドルを超えましたがソラナのネットワーク障害やFTX破綻もあり、売り圧に負けて多額の資金が流出してしまいました。

そんな苦境を乗り越え、ソラナのアップグレードの甲斐もあったのか2023年後半から再度上昇に転じます。

ソラナの設計

ソラナはイーサリアムと同じ様にレイヤー1ネットワークでプラットフォームを提供しています。

レイヤー1とは、ブロックチェーン上の合意形成システム(コンセンサスアルゴリズム)において、独自のコンセンサスを提供しているのであればレイヤー1と呼ばれます。レイヤー1のコンセンサスを使用してプラットフォームを提供したり通貨を発行している種類をレイヤー2と呼びます。例えばBTCやETH、SOLはレイヤー1です、このコンセンサスを使用したレイヤー2はPolygonのMATIC等があります。

ソラナネットワークはPoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)を基盤にしています。

これまでに抱えていたコンセンサスアルゴリズムの問題

BTCやETHなどのコンセンサスアルゴリズムには取引の検証・承認時(ブロックの生成)に時間がかかってしまう問題があります。それは各ノード間で、取引検証の順番を確認する作業にエネルギーが使われ、結果、ブロックを生成する速度が遅くなってしまうのです。

これを解決したのがソラナのPoHです。

PoHについて

PoHはこれまでの承認・取引時にかかっていた時間の問題を解決しました。

これまでのブロックチェーンには時間という概念が無く、取引を検証・承認待ちをするブロックを一つずつ確認し順番にブロックを生成していました。

PoHはブロックチェーンに共通認識させる時間という概念を与え、各取引が効率よく処理出来るようになったのです。

ソラナネットワークの時計に沿って、前もって各取引に検証・承認する順番を与え、多くの取引を混雑する事無く、早く処理できる様になりました。

ソラナは1秒間に5万件の取引を処理出来ると言われています。

イーサリアムでは1秒あたり15件の取引速度なので段違いです。

さらに、ガス代(取引手数料)も遥かにソラナは安いです。

ソラナのアップグレードの内容は別記事で公開する予定なので少お待ち下さい(^^♪

喜納一太郎

ブロガー/ライター（医療従事者）

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こんにちは、ブロガー/ライターの喜納一太郎です。本業を医療従事者としてお仕事をしています。投資や仮想通貨関連について、出来るだけやさしく解説し、仮想通貨の成長性や、これからの時代を担う事をよく知ってもらいたいと記事を書いています。